店内の風景 日々あれこれ

あなたはあなた、私は私。

おはようございます😃
今週は20(火)〜23(金)で10:00-16:30の間#にわしどりオープンしてます

あー、私もハンモック欲しいな🌴

さて、今日はお互いの価値観を大切にしたらいいんじゃない?のおはなし。

にわしどりは基本的にはなんでもOKな人間なのだけど(だって自分が大したことない奴だって嫌というほど知っているし、そんなんだから誰かに何かを物申すとか恐れ多すぎでしょ…ひぃーー!と思っているから!笑)、

それって私の気持ちも1番!
あなたの気持ちも1番!
2人とも違ってそれで良いね、
だから頃合いの良いところを探そうよ、
どっちかが無理しすぎるのはお互い辛いもんねー!!
あれ?今回は譲れない?
じゃあこっちは譲って欲しいな!
みたいな付かず離れず、
交わったり平行したりなスタンスをモットーとしているからだと思います。

でもそれはとーっても過干渉で、過保護で、理不尽な祖母のもとで育ったから。

言っていることとやっていることが違うなぁと思って指摘すると言葉と力でねじ伏せられたり、
大切にしていたものや大好きなものも祖母の好みにそぐわなければいつの間にか捨てられていたり、
大学に行って上京しても毎晩電話がかかってきて安否確認されたりと、
えとせとらのぶらーぶらーぶらー🙄

正直苦痛でしかありませんでした。苦笑

でもその裏に愛情があることを知っていたから突き放しきることもできんかった。

だからこそね
たまに当店のお客様とお話ししていて
あぁ!ちょっと今のうちに気をつけてみてー!
と思うことがあります。

それは

自分の気持ちはぜーんぶ二の次!
子どもが1番!

の方や

自分こそ最適解!
子どもの好きは理由をつけてほとんど却下!

の方。

前者さんは親御さんの方が疲れきって、
お話を聞いている時に泣き出しちゃったりすることもあります。
育児書をたくさん読んで子どもの意見を尊重しなくちゃって頑張ってる。

後者さんは経験優位で合理的な方が多い分、不満が募ってる。
どうして正しい道を歩かないんだ、最短で行けるこの子にとっての1番を示しているのに、なぜ。って。

この両者、正反対だけど実はそっくりなの。

答えがどちらかにしかないと、
信じてしまっているところが。

子どもは生まれてからの日にちが短い分、経験が浅く、気持ちを言語化することが難しかったり、大人の手を借りないとできないこともたくさんあります。

でも1人の人間。
やりたいことや、やりたくないこと、
好きなことも嫌いなこともある。

そして親御さんだって、1人の人間。
好きなことも嫌いなことも、実現したいことも、できればやりたくないこともある。

子どもと大人の違いはただ、
生きた年数や経験の多少であって、
意見はそれぞれあります。

だって他者なのだもの。
私はあなたじゃないし、
あなたは私じゃない。

もちろん、危険なことや、相手の気持ちを損ねてしまうことは少しずつ真摯に教えるのが大切だと思います。
その子がみんなから愛されるひとになるようにね。

でも自分と子どもを同一視するのはとても危険。
さらに言えば意見を押し付けるのはもっと危険。

なぜならそのまま行くと
あなたとお子さん が
祖母とにわしどり になってしまうから。

お子さんの気持ちをなにより尊重して自分の意見を殺す
という価値観を押し付けた結果、
あなたのお子さんが
「自分こそ正しいんだ!
自分以外は付き従えばそれでいい!」
ってなったら怖くない?

反対に

正しい道を示すから脇目を振らずついて来い
という価値観を押し付けたけつけた結果、
「あんたは自分だけ正しいんだろ!
勝手に1人でやってろよ!」
と言われたら悔しくない?

だからね、程よーくお互い歩み寄るのがいいと思うんよ。
答えなんてどこにもないんだから。

お店のお客様が以前、
とても良いこと言っていたの。

「あなたの好きも大切にしたい。
でもママの大切も知っていて欲しいな。」

これよ、これ。

お互い違う人間だと認めて尊重し合う。

その先にこそ、みんながハッピーになる未来があるんじゃないかな、とにわしどりはおもいます。

Niwashidori

木のおもちゃ&みんなの暮らし「にわしどり」@群馬県桐生市

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